ご自宅の防犯対策は大丈夫ですか?PART2

家の外構工事を計画する時の家の防犯について
前回の続きです。

前回は・・・
「防犯」を3種類に分けて考えてみました。

①外からの視線を遮り、
家の中やプライベートを覗かれないようにする、
プライバシー防犯

②家の外にある家財が
盗まれたり傷つけられるのを防ぐ、
敷地内防犯

③強盗などから家人・家財が
被害を受けないようにする、
住宅内防犯

今回は②敷地内防犯についてです。
皆さんの敷地境界線内、
住宅建物の外の部分、
まさに私たちが普段、
「外構だ」「エクステリアだ」
「植栽だ」と仕事場にしている
部分の防犯についてです。
(今回は、この住宅の外で
敷地の中の部分を「庭」と
呼ぶことにします)

では外構工事で、この「庭」の
防犯度合いをどのくらいにするか?

1.庭の防犯度:大

住宅内と同等、
またはそれに近い状態まで、
防犯度・安全性を求める。
他人はもちろん、
家人が許可した人でないと、
庭に入れないし、
庭を眺めることもできない状態にする。

敷地周囲は完全に侵入を防げるだけの
高いフェンスや頑丈な構造が
必要になります。
コストアップはもちろん、
近隣からも、住んでいる自分自身も
圧迫感を感じるデメリットがあります。
ただし、敷地の立地条件によっては、
簡単・低コストで高い防犯性を
手に入れることができる場合があります。
「高低差がある」
「林の木々に囲まれている」
「切り立った海岸や湖畔沿い」などは
自然に防犯性とプライバシー確保が
出来ています。

2.庭の防犯度:小

庭・敷地内の防犯性を、
塀の高さや頑丈さに求めず、
防犯プライバシーの防御線は
住宅の外壁に設定する。
塀は無しにするか、
作っても低いブロックやフェンスにして、
誰でも玄関ドアまで近寄ることが
出来る状態です。

塀やフェンスに掛かるコストを
大幅カット出来ます。
近隣や周辺道路から
見通しが良いので、
悪意を持った人間が
敷地内に潜むことが困難になります。
ただし、常にドアや窓からの
侵入防止に気を付ける必要があります。

続いて③住宅内防犯についてです。
住宅内へ強盗犯や窃盗犯が
侵入されることは、
何としても避けたいですよね。
次に掲げるような対策が考えられます。

玄関ドア

  • 鍵の数を増やす
  • ディンプルキーや
    リモコンキーなどの
    ピッキング困難な鍵にする
  • チェーンロックを必ず併用する
  • より頑丈なドアを使って
    こじ開けできないようにする 等

  • 面格子を設置する
  • 防犯ガラスを使用する
  • クレセントのロック機能を利用する
  • 後付けの補助鍵を付ける 等

また、全般的な対策として、

  • 夜間も屋外照明を点灯しておく
  • 人感センサー照明設置
  • 警備会社と契約し
    防犯システムを導入する
  • 防犯カメラを設置する 等

その防止方法は
一つだけでは心細いので、
二重・三重に安全策を取ることが
有効です。

犯罪者は逮捕を恐れます。
侵入に時間がかかる、
人目に付く、目立つことを嫌います。

住宅への侵入防止は、
本来は外構エクステリアの
仕事ではありません。
しかし、例に挙げた、
警備会社の警備システムや
防犯カメラは、
犯罪抑止に大変有効で、
住宅用の個人ユースとしても
費用対効果に優れています。
ライト造園でも導入を
案内していますので、
ご興味ある方は、
ぜひご相談ください。

3.まとめ

最近は住宅の玄関ドアの
電気錠・リモコンキーシステムと、
エクステリアの門扉の
電気錠と連動させることが
可能になりました。
実際にご依頼が増えていますが、
メーカーによると作動不良などの
トラブルが発生する施工店も
多いとのこと。
信頼できる施工店を探すことが大事です。
(ぜひライト造園にご相談ください)

About Us

当社は、兵庫県姫路市を中心に、

庭と魅力のある暮らしを愉しむ

お手伝いをさせて頂いております。

どうぞお気軽にご相談ください。

 

お問い合わせはこちら