天然芝生で生きた絨毯を

先日、太子町の某施設で
およそ270㎡の芝張り工事を
行いました。

使用する芝生は
日本の気候に合った
「高麗芝」です。

今回はその時の様子を
お伝えしていきたいと思います。

1.土壌改良

芝生の根は
地表から大体15㎝ぐらいの
深さまで伸びるので、
およそ15㎝の範囲を
土壌改良しました。

今回はやや面積が広いので
耕運機を使って耕しました。

2.下地作り

次に、整地し、転圧をします。

しっかり転圧ができていないと、
デコボコな仕上がりになる。
原因になります。

転圧のあと、
もう一度しっかり
整地していきます。

芝生の下地を作る作業は
とても重要で、
しっかりやっていないと
水たまりができて
芝生が病気にかかりやすく
なったりします。

ライト造園では
いつもこの下地作りを
丁寧にやっていきます。

3.芝張り

下地ができたら
芝生を張っていきます。

芝生の張り方は
切り芝を隙間なく
目地の部分がT型になるように
張っていく「べた張り」という
方法で張っていきます。

曲線になっている部分などは、
はさみや鎌でカットし、
調整して張っていきます。

4.目土

芝を張り終えたら、
芝に上に目土(目砂)を置いて、
レーキやコテなどを使って
満遍なく目地や芝表面に
均していきます。

目土完了の様子です。

5.潅水

灌水をすることで
目土が目地に入るようにし、
芝生になじませます。

芝張り直後は乾燥しやすいため、
たっぷりと灌水をし、
完了となります。

6.完了・まとめ

芝張り完了後、
休眠期でなければ、
2週間~1か月ほどで
根が下地へと伸びていきます。
この間なるべく乾燥しないよう
灌水をすると、
元気な芝生に育ちます。

根が地中にしっかり張り付くまでは
芝生内には立ち入らないようにします。

今後、目土や芝刈りを行いながら
徐々に目地のつながりの部分を
均していきます。

天然芝は手入れが必要で、
大変なこともありますが、
自分で育てていき、
緑の絨毯のようになると、
とてもきれいで
人工にはない魅力があります。

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当社は、兵庫県姫路市を中心に、

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