インターロッキングで、 明るい庭づくりを
インターロッキングで
コンクリートや
砂利などにはない
温かみのある舗装を
してみませんか?
正式には、
インターロッキングブロックと呼ばれ、
レンガに似たものから、
四方がギザギザしているもの、
正方形のものなど形・色は様々で
貼り方や色のパターンによって
表情を変えることができます。
そんなインターロッキングブロックの
特徴や施工風景を
紹介していきます。
インターロッキングは、
コンクリートブロックとも呼ばれ、
素材がコンクリートで
できているので
通常のレンガに比べて
かなり丈夫で、
仕上がりが均一になります。
表面がザラザラしているので
滑りにくく、
透水性が高いため、
雨上がりの水はけが抜群です。
インターロッキングブロックは
日の照り返しが少なく、
舗装の表面温度が
コンクリート舗装に比べて
高くなりにくいので、
暑い夏でも快適に
過ごすことができます。
まずは整地から始めていきます。
下地の強度を強くするため、
クラッシャーランという
粒が不揃いで転圧をすれば
締まる砂利を敷きます。
整地ができたら
しっかりと転圧していきます。
ここでしっかり
転圧することが大切です。
インターロッキングは
基本的にセメントを使わずに
舗装をするので、
この下地作業が1番
大切といえます。
今回、芝生との見切りが
なかったため縁石を設置し、
インターロッキングと
芝生が干渉しないようにしました。
写真の左側が
インターロッキング、
右が芝生になります。
整地がしっかりできたら、
透水シート(ペイブシート)を
全体に敷いてから
サンドクッションなる砂を
3㎝ほど敷き均していきます。
ブロックを上に敷くために
しっかり平らに均していきます。
インターロッキングの特徴として
水はけのよさを挙げましたが、
ブロック自体の浸透・排水性と
ブロック同士の
隙から抜けた水を
この砂が吸収することで
舗装面の排水性を
保つことができます。
これがタイルや
コンクリートなどと違う
インターロッキングの
特徴と言えます。
ここでようやくブロックの出番です。
敷き均した砂の上に
バランスよく並べていきます。
ブロック自体に
排水性ありますが、
少し表面排水の勾配を
取りました。
ブロック同士の隙間が
均一になるよう
専用の棒を使って
隙を詰めていきます。
端の部分は
専用の機械を使って
ブロックを切っていきます。
(グラインダー等でも切れますが、
今回は数が多いので
専用のものを使います。)
ブロックを敷き終えたら、
珪砂と呼ばれる目の細かい砂を
ブロックの隙間に
入れ込んでいきます。
(思ったより入っていきます。)
ある程度目砂を入れたら
舗装面全体を
転圧していきます。
転圧後追加で
目砂を入れていきます。
今回は手すりや東屋の柱などがあり
切りものが多かったのですが、
とてもきれいに仕上がりました。
ブロックの色は
6:3:1で3色使って
舗装しました。
とても色合いがよく、
明るい印象になり、
施主様にも気にいっていただけて、
他の場所の施工も
頼んでいただきました。
某養護施設での施工でしたが、
歩行器や車いすでも通ることができて、
お年寄りの方も安心して歩ける
アプローチが完成しました。
ここまでインターロッキングの
特徴について紹介してきましたが、
いかがだったでしょうか。
インターロッキングブロックの
メリットを最大限生かして、
おしゃれな雰囲気や
快適な暮らしを手に入れてください。