カーポートの色、何色にする?

外構工事で大事なことの一つに

色選びがあります。
その中でもアルミ製品は
立体的に立ち上がるものが多く、
色を変えると雰囲気が大きく変わります。
今回はそんなエクステリアの
アルミ製品の色選びのお話です。

おしゃれな外構で大切なこと、
それは建物との統一感です。
統一感を出すために
一番手っ取り早い方法が
お家の玄関やサッシの色と
エクステリアのアルミ製品の色を
合わせることです。

全部合わせたものがこちら↓

サッシのメーカーで有名なのが
・LIXIL
・三協アルミ
・YKKap
の3社です。
この3社は、エクステリア商品も
展開しているメーカーなので
たいていの場合、
お家のサッシのメーカーが
分かれば色合わせが可能です。

この3社は、
【LIXIL】シャイングレー
【三協アルミ】アーバングレー
【YKKap】プラチナステン
のように、
それぞれ他のメーカーと似た色の
アルミ製品を展開しています。

「じゃあ、似た商品を比べて
一番安いメーカーを選べばいいよね?」
ってなりますよね。
ところが、似た色でも
実はメーカーによって
微妙に色が違うんです。
この『微妙に』が
違和感になることがあるんです。
隣地境界のフェンスだと、
建物からある程度離れているため、
その『微妙に』は
あまり気になりません。
しかし、建物に近いテラス屋根や、
配置によってはカーポートも
窓の近くに設置するため、
この『微妙に』が違和感になります。

サッシのメーカーと
テラスのメーカーが違う場合↓

なんかちょっと気になりませんか?
外構工事の製品選びをするとき、
山本はまず、
建物のサッシのメーカーと色を確認し、
予算やお好みを考慮した上で、
出来るだけ建物のサッシと
同メーカーの製品を選んでいます。
カーポートやテラス屋根など、
敷地によっては加工が必要となり、
その加工が対応できない場合に、
他メーカーの製品から対応できるものを
探すようにしています。

分譲地の場合、
隣地境界のブロックフェンスが
すでに設置されていたり、
全号地共通仕様のブロックフェンスが
決まっていたりします。
その場合、
好きな色を選ぶことが出来ないので、
『フェンスはお隣との境界』と割り切って、
境界付近に設置する目隠しフェンスなどは
隣地境界のフェンスと色合わせをし、
他のアルミ製品の色はサッシに合わせて、
建物と統一感が出るように
プランニングをすることもあります。
分譲地は様々なテイストの
お家が建つため、
シャイングレー(LIXIL)やブラックなど、
癖のない色のフェンスを
設置することが多いので、
フェンスだけ色が違っていても、
全体で見ると違和感は感じません。

フェンスだけ色違いの場合↓

また、お客様が
『このカーポートがいい!!』と
ご要望があった商品に
サッシと同じ色がない場合も、
建物の雰囲気とマッチする色の
商品を選んで
サッシと色合わせをする部分と、
色を外す部分をつくってまとめたり、
カントリー風のお家ならホワイト、
男前スタイリッシュなお家なら
ブラック…など、
お家と外構を切り分けて
考える場合もあります。
こんな場合のバランスは
プランナーさんにお任せで一度、
イメージパースを
作ってもらうといいですよね☺

こんな感じで、
今回はエクステリアの色選びの
お話をさせていただきました。
同じ商品でも色が違うと
全く印象が変わってきます。
お家にベストマッチする色を選んで、
おしゃれな外構を手に入れましょう☺