~地下支柱で安全に美しい植栽を~

地下支柱って何?
と感じる方は多いと思います。
地下支柱は地中で樹木を支え、
倒木防止対策として
町中の花壇や、
街路地などに使われることがあり、
普段の生活では
見ることのないものです。

実はお家の近くの公園にも
使われているかもしれません。

今回、某こども園で
根鉢を安全に支える技術と
樹木を生育させる技術、
景観性の良さを備えた
地下支柱を使用することになり、
施工をしてきました。

そんな、陰ながら樹木を支え、
景観を良くしてくれる地下支柱の
特徴と、施工風景を
お伝えしていきます。

①.掘り方

今回植栽する植物の
根鉢は小さいため、
Sサイズの地下支柱を使います。

地下支柱のサイズに合わせ、
φ750程度の大きさで
深さ35センチほど掘りました。

しっかり土壌改良されていたため
ハツリ機を使って
掘っていきました。
かなり重労働でした。

ピッタリ入りました。

②.設置

地下支柱が入れば
横打式スライドアンカーを
ハンマーでしっかり
打ち込んでいきます。

次に、地下支柱が
少し埋まる程度、埋め戻します。

ここで植物を地下支柱に
固定していきます。
この時、根鉢や植物の根の
損傷や、ベルトによる首絞めに
注意し設置します。

③.埋め戻し

ここからは通常の植栽と
同じです。
少しつつきながら
埋め戻していきます。

水極めをするために
水鉢を作ります。

④.完了

最後に水極めをし、
地下支柱の器具が
隠れるよう埋め戻し、
整地すれば完了です。


地下支柱を入れたため、
地上部は自然体のまま
植栽することができました。

樹木は養分や水分を
吸収するために根を出します。
中でも特に細かい根は
その吸収量が多く、
樹木の活着に
大きな影響があり、
活着させるために
発根を阻害してはいけません。
そういった面でも
地下支柱はとても役立ちます。

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当社は、兵庫県姫路市を中心に、

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